#003 レーベンヘルツ(新版) / Lowenherz

Designed by Klaus Teuber

◇3行で説明

  1. カタン作者のクラウス・トイバーが作った名作陣取りゲーム。
  2. 国境線を引き、自分の領土を作り、領土侵略を行う。ダイナミックな展開が魅力的。
  3. 領土侵略には兵力(騎士の数)で上回る必要あり。騎士が寝返ったり、不可侵条約を結んだり。様々な戦略を練る様は軍師さながら。

◇事前準備

ゲームフィールドを完成させる
・土地タイルの外枠を組む
・土地タイルを配置する(城の書かれた土地タイルは中心に、その他は任意)
パワーカードをA/B/C/D毎に分けてシャッフルし、A/B/C/D(Aが一番上)となるように重ねる
国王チップ(ゲーム終了ポイントを示す)をプレイ人数に応じて配置
  • 2人プレイ:50
  • 3人プレイ:40
  • 4人プレイ:30
初期リソース
  • 城のコマ:4人プレイ時は3個 他は4個
  • 騎士のコマ:15個
  • パワーカード:3枚
  • お金(ドゥカート):7金

◇ざっくりルール

概略

森や村、城、鉱山をかこった「領土」を作る事で点数を獲得する事が出来る
(森=1点、村=3点、城=5点、鉱山=同種3個以上独占で5点)
領土=境界線で囲まれた城が一つだけ含まれたエリア

1. 城の配置

手持ちの城を順番に配置していく
・城は平地にしか置けない
・騎士を隣接させて置く(騎士は平地か森にしか置けない)
・自分の城同士は6マス分以上離れていなくてはいけない

2. 手番

[1] 鉱山からお金を取得
・持っている鉱山の種類の数、毎ターンはじめにお金を獲得
[2] パワーカードをプレイする or 売る
・お金を払ってパワーカードをプレイ (左上の赤色数字分、お金支払)
・パワーカードの効果については後述
・お金をもらうためにパワーカードを売る (右上の青色数字分、お金獲得)
[3] パワーカードを補充して手番終了
・山札から1枚引く or パワーカード売り場から1枚引く

パワーカードの効果(全5種。複数書かれている場合はどちらか一方)

国境線の配置(黄緑)
・書かれている絵の数(1〜3)、国境線を配置する
・同じ色の城と騎士の間に配置してはならない
・確定している「領土」の中には置く事は出来ない
騎士の配置(黄)
・自分の領土に騎士を配置出来る
・平地/森にのみ配置可能(森に配置する場合は追加で1金必要)
・自分の騎士 or 城に隣接するように配置する必要が有る
領土の拡張(赤)
・最大2マスまで「領土」を拡張する事が出来る
・他プレイヤーの「領土」への拡張は、騎士の数で上回っている必要が有る
・1手番での拡張を2つの領土に分けて行う事は出来ない
寝返り(紫)
・自分の「領土」に隣接する他プレイヤーの「領土」から騎士を1人寝返らせる事が出来る
同盟(深緑)
・自分の「領土」に隣接する他プレイヤーの「領土」の間の境界線を横に向きを変え、以後拡張を禁止させる事が出来る

ゲームの終了

1. 国王チップの置いているマスまで得点を獲得したプレイヤーが現れたとき、ゲーム終了。そのプレイヤーが勝者

2. パワーカードの山札が全て引かれた場合、以降パワーカード売り場からの補充を禁止とし、手札のパワーカードを全てプレイするまでゲームを行う。
手札のパワーカードが全て無くなったら手元のお金に応じて最終得点加算(1番お金持ち=5点、2番目にお金持ち=3点)。得点が最も高かったプレイヤーが勝者

◇感想

[Good]

  • 一見複雑に見えるルールも実は非常にシンプル。
  • 自分の1手が他プレイヤーに与える影響が非常に多く入り込むようにデザインされており、ダイナミックなゲーム展開が魅力的。
  • アブストラクトっぽい一面が有りながら、自分が出来る行動はパワーカードを引く運に左右される部分があり、運の要素がうまくゲームに取り入れられている。
  • 地図を前に戦略を練る様は本当に軍師さながら。戦略家になった気分を味わう事が出来る。
  • コマが精巧、ボードのアートワークが綺麗。

[Bad]

  • 希少価値が高すぎる。
  • 経験の差が出やすい。城の配置については、経験が無いとどのように配置してよいか全く手がかりがない。
  • 考えこみ、プレイ時間は長くなりがち。

◇おススメ度 5/5


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