#007 スカル(髑髏と薔薇) / SKULL
Designed by Herve Marly
◇3行で説明
- シンプルなルール/コンポーネントにもかかわらず、とてもしびれる心理戦が楽しめる、名作ブラフゲーム
- 伏せられた花のディスクの枚数を言い当て、めくるというシンプルなルール
- 「チャレンジするためには自分の伏せたタイルをまずすべて開く」 というルールがスパイスとなり、いろいろな推測/洞察を生んでいる
◇事前準備
プレイヤー毎に同じ柄のプレイマットとディスクを受け取る・プレイマット:1枚
・ディスク:4枚 (花のディスク3枚、髑髏のディスク1枚)
◇ざっくりルール
目的
チャレンジ(後述)を2度成功させると勝利概要
場に伏せられたタイルをめくり、自分が宣言した枚数の花のディスクをめくることが目的 (「チャレンジ」という)ただし、髑髏のディスクを引いた時点で失敗
チャレンジをできる権利はチキンレース方式で決まる。挑戦枚数を釣り上げていき、最後まで残ったプレイヤーが権利を得る
チャレンジする人はまず始めに自分のディスクをすべて開かなくてはならない。ここが非常に重要なポイントで、自分が髑髏を配置している場合にはその髑髏で自滅することになる。
つまり、チャレンジする気があれば、通常は髑髏を配置してはいけない。ここが非常に深い心理戦を生む。
全プレイヤー自分のディスクを1枚選択し、自分のプレイマットの上に載せる
2-1. ディスクの追加配置
ルール
1. 全プレイヤー、ディスクを1枚配置する全プレイヤー自分のディスクを1枚選択し、自分のプレイマットの上に載せる
- スタートプレイヤーから順番に手番を行う
- プレイヤーは自分のディスクを1枚伏せて配置することができる
- 追加配置を行ったら、次のプレイヤーへ
- したくない もしくは 手札が無くできない場合は「2-2. チャレンジの宣言」へ
- 「2-1. ディスクの追加配置」を行う代わりに、チャレンジの宣言を行うことができる
- 一度チャレンジの宣言が行われたら、以降ディスクの追加配置は出来ない
- 『チャレンジ、3枚』と言った具合に宣言する。場に伏せられたディスクから、自分がめくれるだろう花のディスクの枚数を宣言する。
- 次のプレイヤーへ。より多くの枚数を宣言するか、パスを行う
- 最後までパスせず、残ったプレイヤーがチャレンジの権利を獲得する
- チャレンジの権利を獲得したプレイヤーがチャレンジを実行する
- まず、自分のプレイマットに伏せられたタイルを上から順にすべてめくる
- その後、他のプレイヤーのタイルを好きな順にめくっていく
- 髑髏のディスクをめくってしまったらチャレンジ失敗
- 自分の宣言した枚数の花のディスクをめくることが出来たらチャレンジ成
- チャレンジを2回成功させたプレイヤーの勝利
◇感想
- [Good]
- 事前準備が簡単
- ルールはシンプルだが、しびれる心理戦が繰り広げられる
- 「チャレンジするためには自分の伏せたタイルをまずすべて開く」 というルールがスパイスとなり、いろいろな推測/洞察を生んでいる
- ビジュアルが綺麗
- [Bad]
- 運の要素がほとんどなく、シビアなゲーム性になるので、好き/嫌いは人を選ぶかも
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